みなさん、ご存知ですか?
じつは高速道路で起こる事故の約3割が、
渋滞に関わる事故だということ。
その中でも特に注意していただきたいのが、
渋滞のいちばん後ろに着いた場合です。
なぜかというと
高速のまま衝突される可能性が高くなり、大きな事故につながってしまうことがあります。
なので、今回は特に、渋滞の最後尾でのポイントをぜひご紹介したいと思います。
ポイント①は、
「ハザードランプやポンピングブレーキで
後ろの車へ渋滞を知らせる」です。
ポンピングブレーキというのは、ブレーキペダルを一気に踏み込むのではなく、
数回に分けて踏み込んで停止する運転技術です。
減速するだけでなく、
停止する場合もポンピングブレーキで
後続車にしっかり意思表示しましょう。
続いてポイント②は、「車間距離を十分に空ける」です。
まず、後ろの車が減速するまでバックミラーから目を離さない、
そして、前の車にも注意して、車間距離を十分に確保する。
そうすることで、もし追突してしまっても、
追突された場合でも、
サンドイッチ状態を防ぐことにつながります。
道路交通法でも十分な車間距離を取らない行為は禁止されています。
車間距離には十分注意してください。
最後のポイントは「渋滞の最後尾に着くときは走行車線を走る」です。
これは万が一追突されたことを考えると、
速度が遅い走行車線の方が、安全な傾向にあるからです。
それに追突が避けられないと判断したら、
路肩に緊急避難することも可能な場合があります。
自分の身を自分で守るためにもしっかり意識したいポイントです。
とにかく渋滞時には、自分の後ろに何台か着くまで安心せず、前後の車と十分な車間距離を保ってください。
この3つのポイントをしっかり意識して運転してみてください。
それではみなさん、よいドライブを!